ケアンズ動物園とホテル

 ケアンズ第一日目はCAIRNS Tropical ZOO(ケアンズ トロ
ピカル動物園)見物。
そして街や海岸と港を見物し、プール付きのヒルトン・ケア
ンズ・ホテルでゆっくり過ごす。

動物園ではオーストラリア固有のコアラとカンガルーはもち
ろん、ウォンバット、色んな種類のワニ、ペリカン、そして
大空を舞うバードショウ等が楽しめた。

コアラ カンガルー








ウォンバット

 蝶は園内の植樹の間をそこそこに観察できた。
後日チャンスがあるだろうと思い一切写真を撮る事もなく、
観察したが今回の旅で一番多く蝶を観察できたのはこの動物
園だったのだ。

バードショウ この写真のバードショウを見て、昔からある日本の鷹狩りの
ようで、オーストラリアでも行っている事がわかった。
このショウマンと日本の鷹匠たかじょう の由来、どちらが先でどのような関係があるか?

調べると、鷹狩りはインドに発祥し、ヨーロッパとアジアに
分かれて広がり、わが国へは中国・朝鮮を経て伝来し、仁徳
天皇の頃鷹甘部たかかいべ(鷹を調教する所) が置かれたと記録されている。
であればオーストラリアのこのショウは歴史的にはずっと後
に始めたものと推測される。

 さてケアンズで3泊したヒルトン・ケアンズ・ホテルは結
構立派なホテルでケアンズでも洗練された部屋、人気のレス
トランを備えており、宿泊者しか入れない備え付けの大きな
プールは泡の出る温水プール等、諸設備が整いなかなか快適
であった。
大プール








若い3人は大はしゃぎで泳いでいたが私は温水プールでじっ
と泡に浸かってばかりいた。

 オーストラリアは「学研の図鑑 世界のチョウ」に書いて
ある・・・一般にチョウの少ない土地として知られている・・・
その通りであった。
この温暖な気候のこの地に何故少ないか不思議だった。
ケアンズの街を歩きフェニックスなどの沢山植えてある背の
高い街路樹の上や路上、それにホテルのプールの周りにも、
我が物顔に鳴く沢山の鳥がいる事に気がついた。
オームの仲間と思われる緑色の鳥を初め、いろんな種類がお
り、人間等気にしなく、ホテルのベランダにも餌をとりに平気で
来ていた。
この鳥達が蝶を食べていると思われる。
ベランダ
















もちろん大抵の鳥は蝶を食べるが、鳥が多い為この地は蝶の
個体が少ないのであろうと推測した。

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