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砂漠の旅

ゴビ砂漠の雄大な地平線

 ウランバートルを南下しゴビ砂漠をジープで走っている途中は前も後ろも右も左も地平線には大感激であった。
行けども行けども同じ景色が続き、空には綿のような雲が浮かんでいる。




帰路同じ雲を窓外に上から見た
雲の影が砂漠に落ちている

実は帰りの飛行機で眼下にゴビ砂漠 を見たとき同じ雲が見えた。そして雲は点々と砂漠に影を落としている。











エルセンタルハイツーリストキャンプの砂丘

 ゴビ砂漠のツーリストキャンプには昼過ぎに着く筈が結局夕方になった。なんと案内人も車の運転手も行ったことが ないのだという。時間が読めない筈だ。
砂漠と言っても棘のある灌木とイネ科の株が点々と生えており、全くの砂丘は旅の後半ウ
ランバートルに向かう途中宿泊したエルセンタルハイツーリストキャンプで見ただけであ
る。本格的な砂漠 に到達するにはジープでは無理で国内線の飛行機に乗り中国との国境近くまで行かないと無理な ようである。S.I氏は再度砂漠に挑戦し、さらにアルタイ山脈のほうにも足を伸ばしたいとの思いを抱いている。

ゴビ砂漠でラクダの荷車を一日がかりで引く姉弟と
道を聞くジープの運転手

まったく人影も人家も見えない砂漠で遊牧人の子供(姉弟)と出会った。引っ越しで使った
荷車をラクダに引かせ一日掛りで返しに行くのだという。逞しい限りである。
たまにしか遭遇しない人家(ゲル)があるとジープの運転手は必ず車を止めて道を確認し
ながら 走っていく。もちろんこの姉弟にも道を聞いていた。





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